name: orientation class: title, smokescreen, shelf, no-footer # 情報システム開発基礎演習<br><small>ITインフラ編 第01回</small> <div class=footnote> <small><small> 3年、春学期、必修 </small></small> </div> --- class: compact # オリエンテーションのお品書き <div class=footnote> <small><small> </small></small> </div> 1. なぜITインフラが分かった方がいいのか?(私論) 1. ITインフラ演習科目群における本科目の位置づけ 1. 本科目の詳細 - 目的,目標 - シリーズ構成 1. 演習のイメージを実演・紹介 1. 用語 1. 目標設定 --- class: compact,img-right # なぜITインフラが分かった方がいいのか?(私論) - フレームワークとかSDKとか便利なものを使えば、さくっと色々なアプリを作れはするのですが、 いったい何がどう動いているのか分からない(-> モヤモヤする) - モヤモヤするならフタを開けて裏側をのぞいてみましょう。 案外かんたんな理屈です - フタを開けると、 - 動作原理(理屈)が分かります - 原理が分かれば、エラーメッセージから原因が類推できるようになります - ほかの技術も似たり寄ったりなので、新技術の目利きも出来るようになります - そして、なにより楽しいじゃないですか、フタを開けるのって - 10年、20年先のキャリアにつながることがあります <br> (楽しいことで御飯が食べられたら最高ですよね?:-) - (1)究める(2)オールラウンダーはなかなか厳しいけど得意分野ITインフラはどう? --- class: compact,img-right # ITインフラ演習科目群における本科目の位置づけ <div class=footnote> <small><small> (脚注) 基本情報処理試験の範囲ですら内容が多すぎるのだそうで、その授業は、やらなくなりました </small></small> </div> ![height480px](https://unix-entrance.fml.org/slides/syllabus/sysbuild/2023/images/lecture-series_B3.png) <small> - 科目(1) ... 「コンピュータネットワーク」<br>月曜午前 - 科目(2) ... 「情報システム開発基礎演習」のITインフラ編(01回〜07回の前半);月曜午後 - 科目(3) ... 「クラウドコンピューティング」(秋) - 科目(2)は体験でしかないので、秋学期は、もうすこし本気のシステム構築をやります - 備考 <small> - 科目(1)(3)に「知識編」とありますが、演習に必要な知識を少し(スライド数枚)講義するだけです。 これらの授業は基本情報処理試験の範囲ですら全然カバーしていません。 試験を受ける人は各自でがんばってください </small> </small> --- class: compact # 目的・目標 目的 - クラウドを使ったシステム構築の体験 目標 1. クラウド(AWS)を少し経験する 1. 基本的なサーバが構築できる 1. AWSサービスとの連携が出来る --- class: compact,img-right # シリーズ構成: 概要(#01-07前半) <div class=footnote> <small><small> ただし、経験するだけなので、必須課題は、ほぼノーコードシステム開発です ;-) 余力がある方は自由課題にレッツトライ! </small></small> </div> 1. サーバを作成できる(#02) 2. WWWサーバをたてられる(#03-05) 3. AWS Rekognitionと連携できる(#06) --- class: compact # 本日の後半はAWS演習 - では、少し休憩したら、AWSを体験してみましょう - 招待したコースがうまく動いてないみたい?いま再検討中なので、少々お待ちを - 演習 1. AWSにログインする 2. AWS Consoleに入る 3. AWSの色々なサービスをさわってみる --- class: compact # 用語 - クラウド (cloud) <small> - この授業での定義は「非常に多くの在庫を持つ仮想基盤がクラウド」 - 在庫が豊富なので「今すぐサーバを1000台起動したい」といったことが可能な脅威のサービス - 商品名、サービス名。定義が不明なバズワード。Eric Schmidtが2006年の講演でcloudと言った説 </small> - AWS (発音:えーだぶりゅーえす) ... Amazon Web Services <small> - もっとも有名な事実上の業界標準であるクラウドサービス </small> - Unixオペレーティングシステム (発音:ゆにっくす) <small> - このテキストではDebian GNU/Linuxのことです <br> (初心者は50年以上にわたるUNIX開発の複雑な系統図なぞ気にしなくてOK) - 世間的には「黒い画面にコマンドを打ちこむ謎の黒魔術」的な何かと思われていそうです;-) </small> - Linux (発音:りなっくす、りぬ〜くす) <small> - クラウドサービスでもっともよく使われるOS - UNIXのニセモノ(Unix クローン)のひとつ </small> --- class: compact # 本日の課題 <div class=footnote> <small><small> (脚注) (1)「はぁ〜クラウドっぅやつは便利じゃのぉ〜」みたいな? (2)ニューラルネットワークを書かなくてもいいんですね〜(棒読み) </small></small> </div> 1. AWSのサービスは色々あります。あれこれ、さわってみてください 1. ポータルの授業ページで「目標設定」をしてください。 - 本日は、これで課題提出とみなします - 目標設定のその他欄(あるんだっけ?そんなの)に、AWSの感想も書いてくれていいのよ - 最終課題で、こういう連携やってみたいな〜とか - AWS Academyで遊べる例 <small> - 例: AWS Rekognitionに画像をアップロードすると、判定して、ラベル付け - 例: Amazon Textractは「印刷されたテキスト、手書きの文字、レイアウト要素、データを、あらゆるドキュメントから自動的に抽出」 - 例: Amazon Lex は、アプリケーションに会話型インターフェイスを設計、構築、テスト、およびデプロイするための高度な自然言語モデルを備えた、フルマネージド型人工知能 (AI) サービス </small>