name: index class: compact # コンピュータネットワーク 第06回 目次/おしながき <div class=footnote> <small><small> </small></small> </div> <small> 1. ネットワークのEL第6回 1. 連絡: 06/01 (第7回)は H101 に集まってください。大学でグループワークをします - 学内ネットワークのミニチュアを実際に(物理的に)作り、 ルーティングとはなにか?を体験します - 事前に、この[再生リスト](https://www.youtube.com/playlist?list=PLS2cEmI21XYJlP3N-J4bOqJHRTdJPX08w)の2[「学内ネットワークのイメージ」](https://youtu.be/-J-dGm7w6Zs?list=PLS2cEmI21XYJlP3N-J4bOqJHRTdJPX08w)を見ておいてください 1. 解説: NI層のハイライト 1. 演習: グループワーク「CSMA/CDの気持ちを体験する」 1. 出席パスワードも入れる ... 8883 1. 質問コーナー - そろそろ中間試験だけど、質問が増えるかな? </small> --- class: compact # 解説: NI層のハイライト <div class=footnote> <small><small> (脚注) 最近では無線LANのほうがメジャーですかね〜 もありますが、イーサネットと似ているけど動作が少し違います </small></small> </div> <small> - NI層の代表的なプロトコルが**イーサネット** - MACアドレス, 48bits, :区切りといったお約束は覚えるところ(試験に頻出) - バス型,スター型といった構成の違いも重要 - **となりあう機器同士のやりとり**の取り決め - 全機器が一斉に話そうとするので、 **「話すのは一人だけ」になるよう調停**します - この**調停するプロトコルがCSMA/CD** - 「全機器が一斉に話す」性質の応用としてARPやDHCPが出来ます - 今日は、**これ(CDMA/CD)を体験するグループワーク**をします - 物理構成(第9回以降の主題) - 光ファイバとイーサネットの使いどころの違い、スイッチの使い分けは(第9回以降で特に重要) - **来週のグループワーク**のために動画を見ておいてください -> [「学内ネットワークのイメージ」](https://youtu.be/-J-dGm7w6Zs?list=PLS2cEmI21XYJlP3N-J4bOqJHRTdJPX08w) </small> --- class: compact # <small>演習: グループワーク「CSMA/CDの気持ちを体験する」(1) 準備</small> <small> - ふんわりとした説明 - グループ全員が同時に話せる特殊なスマートフォンを使っていると考えてください。 電話=音声だけが使えます。 互いの顔色は伺えないし、チャットなども使ってはいけません。 この状態で、うまく会話していきましょう。 さて、どうすればよいでしょうか? (これがイーサネットや無線LANの動作原理です) - グループを10個つくります。ブレイクアウトルームも10個つくります - まずは、各グループの中で話し合い、 「誰かひとりだけが話せる」 方法を考えてください - [重要] ただし利用できるものは「**音声のみ」**という条件 - [禁止] ビデオはオフ(顔色を伺うことは出来ない)、 ZoomのViewの順番も利用不可、 外部のチャットなりのサービスを使うのも禁止 </small> --- class: compact # <small>演習: グループワーク「CSMA/CDの気持ちを体験する」(2) 本番 </small> <div class=footnote> <small><small> (脚注) TA/SAさんがタイミングを取ってターンを回してくれます。 これがコンピュータのクロック(時計)みたいなものです </small></small> </div> <small> - ブレイクアウトルームを5つ作り、全体を10のチームに分けます。 - よって1つのブレイクアウトルームに2チームずつです。 - 交互に行います。もう一方のチームの様子を観測してください (当事者と違う神の目線で観測?) - TA/SAさんが(ターンの)カウントを取ってくれます。そのタイミングで話す人を決めてください 1. 話せる人を一人えらんでください 1. 衝突(collision)つまり複数人が同時に話そうとした場合は、やりなおしです。 <br> 1へ戻ります。次のターンまで待ってください 1. えらばれた人は、送信先の人(MACアドレス)へ、データを渡せます <br> (注: 送信済みの人は次のターン以降、参加しません) 1. 全員がデータを渡し終わるまで続きます </small>