class: title, smokescreen, shelf, no-footer # <small>コンピュータでも整理整頓しよう</small> <div class=footnote> <small> 1年、秋学期、必修; 「情報技術概論」(案) </small> </div> --- class: compact,col-2 # みなさんは、どう書籍や書類を整理していますか? <div class=footnote> <small> </small> </div> ![](images/tana_seiriseiton_yes.png) 自宅の例 ![](images/tosyokan_book_tana.png) 図書館(の棚の一部) --- class: # 身近な例を考える <div class=footnote> <small> できれば<B>将来の拡張もみすえた整理方法</B>を考えてください </small> </div> - 授業の資料を、どう分類しますか? - シンキングタイム30秒 --- class: compact # 授業の資料の整理を考えていく...(1) <div class=footnote> <small> </small> </div> 1. 学年ごと(に授業がある) 1. 授業ごと(にしないと混ざってしまうぞ?) 1. 授業は複数回ある - 第1回〜第15回(もしくは日付) 1. 授業に関係するものは質的に異なるもの(種類)がある - スライドなどの配布物 - (自分が作成した)課題 --- class: compact, img-right # 授業の資料の整理を考えていく...(2) <div class=footnote> <small> </small> </div> ![](images/tosyokan_book_tana.png) - 前ページに出てきた要素(学年,授業,回,種類)ですが、同等でしょうか? - 大きな分類、小さな分類という考え方が出来そうか? -> できそう - 分類 - 大: 学年 - 中: 授業 - 小: 回数 - 極小: 配布資料と自分の作成物(課題) ... ここは分けなくても良いかも?数によるでしょう --- class: compact, img-right # 整理整頓(案) <div class=footnote> <small> (脚注) 正確には、その整理整頓、PCなら簡単に出来ますが、スマートフォンでは難しいです </small> </div> ![](images/tosyokan_book_tana.png) - 「大 -> 小」戦略は良さそう - でも、どうやって収納しよう? 右図の本棚で、学年,授業,回数ごとに棚を分けると、ものすごい数の棚が必要? - 現実世界では困ってしまいますが、 次ページから「それPCなら出来るよ!」という演習をやってみましょう --- class: title, smokescreen, shelf, no-footer # <small>演習: フォルダの基本操作</small> <div class=footnote> <small> </small> </div> --- class: compact,img-right # Windows11でフォルダを作る(1) <div class=footnote> <small> </small> </div> ![height180px](images/windows11-folder.png) ![height240px](images/windows11-document-folder.png) - 本を入れる「棚」に相当するものを、Windows11では<B>フォルダ</B>と呼びます - ドキュメントフォルダを開いてください - Windows11でフォルダをクリック - 左メニューからドキュメントをクリックすると、「ドキュメント」フォルダが開きます (右図下) --- class: compact,img-right # Windows11でフォルダを作る(2) <div class=footnote> <small> (脚注) 右図(上)はメニューを開いたところ、 右図(下)が「フォルダ作成後」の様子 </small> </div> ![height240px](images/windows11-create-a-folder.png) ![height240px](images/windows11-created-3folders.png) - このフォルダの中にフォルダを3つ作成してください。 - フォルダの左上にある「新規作成」メニューをクリックし、「フォルダー」をクリック。 - 作成するフォルダ名は次の3つ - 2024年度 - 情報技術概論 - 第1回 --- class: compact,col-2 # Powershellでフォルダを確認する(1) <div class=footnote> <small> (脚注) 図は表示例です。 シリアル番号やユーザ名( > の左側)は各自ことなります </small> </div> ![height180px](images/windows11-search-powershell.png) 「検索」窓で、powershellを検索し、クリックしてください ![height180px](images/windows11-powershell-launched.png) Powershellという「<B>対話的にコマンドを打ちこむアプリ</B>」が起動してきます。 このように、タイプライターを使って、コンピュータと対話するかのような仕組みを、 コマンドラインインターフェイス(CLI)と呼んでいます。 --- class: compact,img-right # Powershellでフォルダを確認する(2) <div class=footnote> <small> (脚注) 図は表示例です。 シリアル番号やユーザ名( > の左側)は各自ことなります </small> </div> ![height240px](images/windows11-created-3folders.png) ![height180px](images/windows11-powershell-run-tree.png) - 作成した3つのフォルダをCLIで表示してみましょう - Powershellの > の右側に、 <br> tree Documents <br>と打ちこみ - Enterキーを押してください --- class: compact,img-right # Powershellでフォルダを確認する(3) <div class=footnote> <small> </small> </div> ![height240px](images/windows11-created-3folders.png) ![height180px](images/windows11-powershell-run-tree-result.png) - 右図(上)は先ほど作成したフォルダの様子です - treeコマンドを実行すると、右図(下)のような表示が出ましたか? - treeコマンドの見栄えはイマイチですが右図の上下で同じものが表示されていることを確認してください --- class: title, smokescreen, shelf, no-footer # <small>演習: コンピュータ上のデータの整理整頓</small> <div class=footnote> <small> </small> </div> --- class: compact # 課題1 <div class=footnote> <small> </small> </div> ![height320px](images/windows11-hier-01.png) 課題:フォルダをドラッグして、上図の構造になるようにフォルダを移動してください。 --- class: compact # 確認1 <div class=footnote> <small> </small> </div> ![height240px](images/windows11-hier-02.png) 課題:powershellでtree Documentを実行してください。 この表示が、フォルダの上側にある次の表示と対応することを納得してください <br> (下の<B> > が L と対応し、階層構造(入れ子の構造)を表現</B>しています)。 ``` ドキュメント > 2024年度 > 情報技術概論 > 第1回 ``` --- class: compact # 課題2: フォルダの作成と移動(CLI) <div class=footnote> <small> powershellでも同じ操作が出来ることを体験しましょう </small> </div> 課題: powershell上で次の操作をしてください(コマンドについてはELを確認) - 第2回という名前のフォルダを作成する - 第2回フォルダを情報技術概論フォルダの中へ移動させる --- class: compact # 課題3: フォルダを直接作成する(CLI) <div class=footnote> <small> powershellでも同じ操作が出来ることを体験しましょう </small> </div> 課題: powershell上で次の操作をしてください(コマンドについてはELを確認) - 情報技術概論フォルダへ移動し、第3回という名前のフォルダを作成 - 注意: 一度「2024年度」フォルダへ移動し、再度「情報技術概論」フォルダへ移動します --- class: compact # 課題4: treeコマンドで表示してみる(CLI) ![](images/windows11-hier-03-verify.png) 課題: 操作の結果、上のようになっていることをtreeコマンドで確認してください - 注意: 最初にいた場所(ホーム)に戻り、tree コマンドを実行する必要があります