name: netops-mr class: title, smokescreen, shelf, no-footer # <small>MRを活用したITインフラの学習方法,作業体験</small> --- name: digest-begin class: compact # <small>MRを活用したITインフラの学習方法,作業体験</small> <div class=footnote> <small> (脚注1) もう少し詳しい解説は <A HREF="/slides/columns/proj/mr-infra/">[こちら]</A> を参照 (脚注2) MR = AR + VR + サイバースペース上に再現したITインフラ(?) それくらいはアリかな〜と思いますが投資家のバカ話には乗らないようにしたいもの </small> </div> - 初心者(具体的には高校生〜大学1,2年あたり)を想定しています - [セミプロ(エンジニア予備群)むけ](../gbs-infra/)は別プロジェクト - 近々、高校生は全員ネットワークを勉強することになります <br> 今みなさんが3年春学期前半で習う知識編は、近未来、高校生の必修らしいです(!!) - 座学で無理やり知識を詰めこんでも身につかないはず(みなさん、そうですよね?) <br> 本当は実際のネットワーク機器に触れるのがよいけれど、それは難しい <br> **MRでネットワーク構築なりを体験**してもらえると効果的でしょうか? - 体験内容の選定とか学習プログラムの立案などTODOがいろいろあります - これも年齢が近い世代(当事者)に期待の案件です。 [セミプロ(エンジニア予備群)むけ](../gbs-infra/)と同様、 プロには「素人さん、何が分からないの?」が分からない問題;-) --- name: digest-end name: mr-infra class: title, smokescreen, shelf, no-footer # もう少し詳しい解説<br><small>MRを活用したITインフラの学習方法,作業体験</small> --- class: compact # 背景 <div class=footnote> <small> (脚注1) スケールするか?は大事だと思う (脚注2) MRというテクニックをどう思うか?はともかく... </small> </div> - インフラまで分かることは[career pathとして価値がある](https://unix-entrance.fml.org/slides/columns/career/intro/)が、インフラに興味をもってもらえない。 その一方、インフラ分かる人がいなくて(全世界的に)困ったりしている <br> Q: (新型コロナ対応で)リモートワークのためにVPNとか必要だけど... <br> A: 我が社には分かる人いません(-> 大慌て or 分からないのにVPN化->security事故) - まずは**インフラにふれる**ことから、そして**インフラの教えかたも進化**させなあかん - 座学で無理やり知識を詰めこんでも身につかないはず(みなさん、そうですよね?) - よって本当は実際のネットワーク機器に触れる演習をするのがよいけれど、それは物理的に大変すぎて運用が難しい - それでも大学の場合、インフラ担当の教員がいれば機会を作ることは可能かも? - ちなみにインフラ人材を求める企業の人いわく、 インフラを教えているところ自体がものすごく少ないそうで、じつは上の仮定も**非現実的** - 近々、高校生もネットワークが必修になります。 でも、今の高校の設備では身につかなそう。 実機を持って高校まわりは大変だし、 **スケールしない**ので、**仮想空間での体験**ができるとよいかもしれない? --- class: compact # 方法 <div class=footnote> <small> (脚注) 教材内容を考えるのはICT-SOLプロジェクト向きかも? </small> </div> - まずはMR(VR,AR)のテクニックの調査 <- いま、このへん - 演習や体験の内容を考えてください - 教材化するための機材や動画撮影とか、そこはプロが実演します - たとえば、ぼくがラック作業する様子を録画して、それをMR化とか出来ます? - この教材化オペレーションとかも確立して欲しいところです - このあたり「**MRチームはTODO満載,開拓地がたくさん、これからの人に期待!**」案件 - 体験内容の選定とか学習プログラムの立案などTODOがいろいろあります - これも年齢が近い世代(当事者)に期待の案件です。 [セミプロ(エンジニア予備群)むけ](../install/)と同様、 プロには「素人さん、何が分からないの?」が分からない問題;-) --- class: img-right,compact # 機材 <div class=footnote> <small> https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens/hardware <br> https://www.oppo.com/jp/newsroom/stories/airglass/ </small> </div> ![height240px](https://img-prod-cms-rt-microsoft-com.akamaized.net/cms/api/am/imageFileData/RWtfFl?ver=09b4&q=100&m=6&h=500&w=1083&b=%23FFFFFFFF&l=f&o=t) ![height240px](https://image.oppo.com/content/dam/oppo/jp/mkt/newsroom/stories/airglass/AirGlass_01.jpg.thumb.webp) - 現在の開発ターゲットはMicrosoft Hololens2 - 個人的には、 片方の眼鏡の上にかけるだけのヘッドアップディスプレイでARとかしてほしいんだけど... (それは単眼のsmartglassという商品ですね) - smartglass は、どうなんですかね? e.g. [Nreal Air](https://www.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1403919.html), [OPPO Airglass](https://www.oppo.com/jp/newsroom/stories/airglass/) - 運用を考えるとstand aloneで動くHololens2は偉い。 でもstand aloneのsmartglassってないのかな? --- class: compact # とりあえず運用費用の検討は後回しです <div class=footnote> <small> (脚注) 物理だとスケールしないことが大きいです。 僕一人で物理芸をやらせるイベント巡業とかしてもいいけど、 高校の数を考えると無理だしね;-) </small> </div> - 実運用できるか?は未知数です。そのときが来てみないと分からないですね。 2026年までには運用できる現実的な値段になりますかね? - 持って歩くなら仮想空間のほうが圧倒的に小さいのは事実なんだけど... - 現状では仮想空間の機材が高すぎて現実的でないですね;-) 正直、お金の話をするなら、中古のネットワーク機器の山の方がよっぽどお安い (でも持ち歩くのが大変すぎるし、何よりスケールしないので) - スケールするためのMR案件と考えてください - [運用イメージ] 演習教材は、こちらのサーバが提供します。 各高校でhololens2を買って授業に使ってください! --- class: compact # 参考資料 <div class=footnote> <small> </small> </div> - [スマートグラスとARでサポートサービスを変革、リコージャパンが得た効果とは?](https://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/59509) - [Uses of OSS Augmented Reality in the Data Centre](https://passionateaboutoss.com/uses-of-oss-augmented-reality-in-the-data-centre/) --- name: new class: title, smokescreen, shelf, no-footer # <small>updates</small> <div class=footnote> <small> (脚注) このあとは動画になっていません。 おもに4年生用のメモです。 </small> </div> --- name: references class: compact # 文献リサーチ(1) <div class=footnote> <small> </small> </div> - [複合現実を用いた協調演習を可能とするネットワーク演習システムの検討(インターネットと運用技術シンポジウム,2021,有料)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=213880&file_id=1&file_no=1) - [サーバルームにおける複合現実を用いたケーブル長測定システムの開発(IPSJ全国大会,2021/03,オープンアクセス)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=215138&file_id=1&file_no=1) - MRによって実空間に実務環境を再現するネットワーク設計補助システムの検討 - インターネットと運用技術シンポジウム論文集[2019/11, オープンアクセス](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=200854&file_id=1&file_no=1) - その前身たち - 2019年度 情報処理学会関西支部 支部大会[後日談,2019/09,オープンアクセス)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=200323&file_id=1&file_no=1) - MR環境を用いたネットワーク演習システムにおけるLANケーブルに起因する障害対応シナリオ[IPSJ全国大会(2019/03, オープンアクセス)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=197339&file_id=1&file_no=1) - [Hololensを用いたWi-Fi接続情報の可視化(IPSJ-HCI,2019,オープンアクセス)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=193925&file_id=1&file_no=1) --- class: compact # 文献リサーチ(2) <div class=footnote> <small> (脚注) いちおう集めてみたけれど、あんまり関係ないかも? </small> </div> - [音楽会場等の薄暗い空間でのAR表現に向けたシステムの試作(2021)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=212613&file_id=1&file_no=1) - [MR技術に基づく壁紙リノベーション支援システムに関する基礎的検討(2021)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=215216&file_id=1&file_no=1) - [複合現実感技術を用いた家電制御における家電登録作業の効率化手法の提案(2019)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=201584&file_id=1&file_no=1) - [複合現実環境を用いた交通流シミュレーション環境の開発(2019)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=200987&file_id=1&file_no=1) - [プログラミング初学者を対象としたARを用いたタンジブルに制作できるプログラミングツールの提案(2019)](https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=197501&file_id=1&file_no=1)